すべての人に居場所と役割を

目的 都市農園を拠点に人と人との繋がり、ふれあい、認め合い、支え合う共同空間(コモンズ)を創造することで、社会参加を促進し地位福祉の担い手づくりを目指します。

事業内容

都市型農園の運営と管理

「豐中あぐり」は個人として楽しむ農園ではなく、共同ファームという形にこだわり、会員制ですべての行事は会員同士の意見により構成されています。作物の栽培品目から水やり、収穫などに関する事項、新しい会員の勧誘から懇親会など。近隣住民の迷惑にならないよう細心の注意を計るとともに、イベントとして夏のソーメン流し、年末の餅つき大会等を行っています。

 

現在8ヵ所の菜園は、それぞれの地理的特徴を生かして、夏野菜や葉物野菜、西瓜や面積の広い原田菜園では稲作を実施しており、田植えや稲刈り脱穀に多くの方々が参加されます。

 

野菜の直売ならびに提供

収穫された野菜は、朝市で近所の方々に買っていただいたり、子ども食堂へ提供しています。また農業の六次化として、さつま芋から芋焼酎、じゃがいもや玉ねぎからコロッケを作ってみました。

2018/12赤い羽根基金より助成金が交付され、移動販売車を購入、地理的に買い物困難なお年寄りに新鮮な野菜の直売ならびに、安否確認に役立てています。

ユニバーサル菜園として運営

認知症や障害のある人など誰でもが参加できるように、畝幅も車椅子が通れるように広くしており、通り道には廃レンガを会員が4ヵ月かけ約5000枚のレンガを引き詰めました。

地域福祉活動の担い手の養成

これまでの地域社会の担い手は女性が中心でした。定年後の男性の居場所としてい心地よく社会参加の場として「豐中あぐり」をスタートさせました。

 

 

地域共生ホーム「和居輪居(わいわい)の運営と管理

「すべての人に居場所と役割を」豐中あぐりのメンバーの活動にプラスして地域交流場所、例えばカフェや子ども食堂、畑が「動」ならば「静」の場所として活用していきたい。